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「全く食べないでいられる
ときがあるのに、
すごく食べ過ぎてしまうことが
あるんです。」
というお悩みを頂きました。
詳しくお話を伺うと、
[自分に自信がない]
と言います。
そこで、
こんなワークを行いました。
「今できていること、
これまでにできたことを
できるだけたくさん挙げて下さい」
とお伝えし、
思いつくままに言ってもらいました。
最初は、
「できないことばかりが
思い浮かびます」
と言っていましたが、
「昨日、久しぶりに
体重計に乗ってみました。」
「仕事の帰りに少し
遠回りをすることがあります。」
など、
ご自分自身で、
できたことが言えました。
すると
最初は暗かった表情が
明るくなってきて
ワークを進めるにつれて
「すごい、
自己肯定感が上がった気がします!」
とご自身でおっしゃっていました。
最終的には、
食事のコントロールにも
取り組みたいと話されました。
ある研究によると「過食症」は
「ダイエットの失敗」
が引き金となっていることが多く
その根底には
「自己肯定感が低い」
という状態があったそうです。
そう、
自己肯定感が低い状態は、
ダイエット失敗の大きな原因
となってしまうのです!
では、
自己肯定感を高めるために
何をしたらいいのか?
それは、
自分ができていることや
できたことに目を向ける
ということなんです!
“できたことノート”
という教育現場での実践を
ご存知でしょうか?
生徒の自己肯定感が低いと感じた先生が、
宿題として
“できたこと”
をノートに書いて
日々提出させるということを
したそうです。
すると、
子供たちが生き生きとしはじめ、
さらには成績まで上がったのだとか!
自分はできている、
と思えることで、
自己肯定感を高めることができます!
それによって、
無理なダイエット
⇒ 失敗
⇒ 食べ過ぎに走る
という負のスパイラルから
抜け出すことができます。
もし心当たりがあったら、
ぜひできたことに目を向ける
ワークをやってみてください。
自己肯定感が上がって、
楽に自分をコントロールすることが
できますよ!
あなたにとって
“できたこと”は、
どのぐらい挙げられますか?
(参考)
林潔;心理教育の役割について考察(2)―ダイエットについて― 2003
永谷研一;「1日5分」よい習慣を無理なく身に付けるできたことノート 2016
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