お腹やせアカデミー（40代・50代向けおなか専門Diet）

「矢口さんの食事の指導は
どういう方針なんですか？」

と質問を頂きました。

確かに、

ダイエットのことを教えてもらうとしたら、

先生の指導の方向性というのは気になりますよね。

今回は僕の指導の方向性についてズバリお答えします！

その前に、なぜこの質問を頂いたのかなと考えてみましょう。

世の中にはありとあらゆる
ダイエット法があり、
あなたも情報にさらされていることと
思います。

例えば、

「16時間断食をしたほうがいいよ」

「ファスティングをしたほうがいいよ」

「炭水化物を食べないほうがいいよ」

「サバ缶がいいらしいよ」

「〇〇サプリを飲んだほうがいいよ」

などなど・・・

耳にしない日はないかもしれません。

勉強熱心な人ほど、迷うと思います。

検索したり調べるほど、
成果が出そうな感じで
書かれているからです。

ネットの中では、
信頼できる人が発信している
情報もあれば、

売り込み目的のサイトも
たくさんあります。

正直、
本当に効果があるのか
怪しい情報も多いです。

そんな中から正しい情報を
選び取るのは至難の業ですよね。

そこで、

「矢口だったらどんな方針の
食事指導をするんだろう？」

と興味を持ってくださったのだと思います。

僕の方針は、

ズバリ

“食事療法”

の考え方が基本です。

肥満症や糖尿病といった、
食事や食生活が原因で起こる病気の
“治療”のための方法です。

医療現場で積み上げられてきたのが
“食事療法“です。

僕の長年の現場経験において
食事療法によって減量した方を
多く見てきました。

もちろん僕は理学療法士ですから、
食事については文字通り
見ていただけです。

管理栄養士さんが出す食事内容をふまえ、
運動療法を指導してきました。
（運動に支障が出る場合は意見を伝えることはありましたが。）

現場で結果が出ているのを
見てきたから、というのもありますが、
僕が食事療法をお勧めする最大の理由は別にあります。

それは何かというと、

圧倒的な研究論文の数
^^^^^^^^^^^^^^^

です！

科学的に研究されていて
統計的有意差が出ているものは
信頼度が高い情報と言えます。

例えば

「Cinii(サイニー)」

という論文検索サイトで
検索すると、

「食事療法」

と検索すると

5445件

の論文が出てきます。

一方、

「断食」

と検索すると

547件

です。

 

じつに約10倍です。

ちなみに

「16時間断食」

の検索ワードに至っては

“0件”

です。

つまり、

最近の手法はぶっちゃけ

科学的な研究が足りていない

のです。

16時間断食の効果を
どうのこうのと言いたいわけでは
ありません。

まだ、効果の実証がなされてない
ということが言いたいんです。

もしかしたら、
これから実証されていくかもしれません。

それはわかりません。

実証されているのは、
1日3食を栄養バランスよく食べて
カロリー調整をするといった食事療法です。

安全で長期的な効果が期待できる
ということが

「肥満症診療ガイドライン」

にも示されています。

診療ガイドラインに採用される論文は、

“批判的吟味“

という厳しい方法を
勝ち残った論文です。

エビデンスとして裏付けが
しっかりしています。

僕にとっては、
信頼できる情報です。

信頼できる情報だからこそ、
自分でも効果を出すことができ、
人にお教えすることで
成果を出してきました。

そしてこの方法は
とっても楽に減量ができ
リバウンドしない
素晴らしい方法なんです！

僕の好きな科学マンガ

「Dr.STONE」

で、こんなセリフがあります。

「教えてやるよデカブツ
科学ではわからないこともある、じゃねぇ

わからないことにルールを探す
このくっそ地道な努力を
科学って呼んでるだけだ」

（石神千空）

先人が地道な努力を重ねてきた
食事療法の考え方を基本にしながら、

新しい情報をシャットアウトすることなく、
耳を傾けていく
というのが僕の方針です。

あなたは、
どんな方針で
情報を取り入れますか？

 

 

 

 

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